不妊治療の話(その2)
2021/06/03
不妊治療の話(その2)
不妊に関して、男性が出来ることは少ないという話
生後1ヶ月の息子です。
普通に生まれてくれて良かった。
さて、不妊治療の専門医院への受診を勧奨された僕ら夫婦は、とあるクリニックへと足を運びました。
結果として、夫婦各々が「問題アリ」との診断でした。
ここでもやはり、通算3度目の精液検査です。
いい加減ちょっとゲンナリしてしまいますが「自己診断の結果」「メンズクリニックの結果」を両方持って行って、奥さんに至っては産婦人科の紹介状も持っていましたが、ここでも「出せ」と言われます。
そして、特に大きな発見もなく「乏精子症」「膿精子症」「精子運動率低下症」です。突きつけられる「自分が原因」という事実に打ちひしがれる。
とか書くとソレっぽいのでしょうが、僕としては「この検査意味ある?」というのが感想でした。
「より正確に現状を把握したいので」という医院からの説明でしたが、医療のカラクリをある程度把握している身としては「客単価あげたいんやな。」って感じです。雲行きがアヤシイ。
まぁ、ケチるものでもないので大人しく再検査をし、結果を見た先生からは、サプリメントをオススメされました。
そう、酒も機会飲酒、タバコも吸わず、改善点といえば、ストレスの緩和と運動不足くらいの僕には、サプリメントくらいしか出来ることが無いのです(運動は一応、散歩とフットサルをちょっとの間だけやりました)。
「当院オリジナルのサプリメントです。」
と勧められたのはL−カルニチンとか亜鉛とか諸々のミネラルが配合されたサプリ、1ヶ月1万円。
これを進められるとみんな怒るそうですが、僕が「そうでしょうね」と言うと、先生は「やっぱり薬剤師さんは分かるんですね」と嬉しそうでした。
実はカルニチン製剤の1錠あたりの単価が高いのは、扱った事がある薬剤師なら誰でも知っていることなのです。
他のミネラルと合わせたら、薬価で買うより安いので、そこそこ高い買い物でしたが、妥当な金額なのです。
しかしやはりというか、1ヶ月続けても、僕の精子の質は殆ど改善されませんでした(先生はちょっと良くなったと言いますが、それが気休めであることは、数字で明らかでした)。
続く
北千里近くにお住まいの方は、是非。
大阪府吹田市古江台4−2−9
憩いの広場すぐの「ノブレス薬局」をよろしくお願いします。